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進路指導の課題と実践
(5/30) 3・専修学校制度

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(3) 専門学校・各種学校・無認可校の違い

 進学情報誌などには専門学校とともに無認可校の広告が掲載されている場合があります。多くの生徒は、無認可校の存在を知らないのが現状ですし、無認可校を専門学校と間違って認識し、進学している場合も少なくないので、とくに専門学校と無認可校の相違点をしっかり理解させておくことが大切です。

 専門学校(専修学校専門課程)・各種学校・無認可校の違いを別表にまとめましたので、参考にしてください。

 専門学校と各種学校は、それぞれの設置基準をみたした学校で、私立学校の場合、各都道府県知事から専修学校・各種学校として認可された学校をさします。専門学校の方が各種学校より設置基準が厳しくなっています。また、各種学校の場合は、日本学生支援機構の奨学金の対象とならない、人事院規則などによる身分保障がない、などのハンディはありますが、看護系、理容・美容系など国の指定養成施設では専門学校と同じ資格が得られます。

 一方、無認可校は、専修学校あるいは各種学校の認可を受けていない、法律の規制外の教育施設で、正規の学校ではありません。無認可校の場合、<1>学割(通学定期)は発行されない、<2>日本学生支援機構などの奨学金の対象とならない、<3>国家試験などに関して専門学校に付与されている特典はいっさいない、<4>学歴にはいらない(学歴上は高卒)、<5>何らかの事情で閉鎖になっても公的な救済の道はない、などの不利な条件のもとで学習することになります。学校選択にあたっては十分注意するように指導する必要があります。無認可校の倒産例としては、過去に武蔵野ビジネス学院、青山レコーディングスクール、マッキー国際学園などの例がありますが、いずれも公的な救済措置がとられたことはありません。無認可校の中にもきちんとした教育を行っているところもありますが、原則として無認可校は避けるように指導するのが望ましいと思われます。

 無認可校か専門学校かは、学校名からは見分けがつきません。学校名に「専門学校」がついていれば専門学校と判断できますが、文化服装学院や中央工学校など伝統校や有名校の中には「専門学校」を付していない場合があり、無認可校の中には「専門学院」などと専門学校とまぎらわしい校名をつけている場合があります。見分けがつかない場合には、全国専修学校各種学校総連合会(全専各連)かその支部(各都道府県の協会)に問い合わせるか、専修学校教育振興会編『全国専修学校総覧』を調べれば、専修学校しか掲載されていませんから、参考になるでしょう。

(別表)
 専門学校(専修学校専門課程)各種学校無認可校
修業年限1年以上1年以上(簡易なものは3か月以上)法律の規制外
授業時間年間800時間以上
(夜間は450時間以上)
年間680時間以上法律の規制外
収容定員40人以上とくになし法律の規制外
入学資格専門課程−高校卒業以上各種学校が定める法律の規制外
教員資格専門課程−大卒2年の実務経験を基準に詳細に規定専門的な知識・技能を有する者法律の規制外
教 員 数生徒定員80人までは最低3人
課程および目的に応ずる分野の区分ごとに生徒定員に応じて増加(半数以上は専任)
必要な教員数3人以上法律の規制外
校  舎生徒定員40人までの場合
(専門課程)
 工業、医療、衛生、教育・社会
 福祉−260平方メートル以上
 商業実務、服飾・家政、文化・
 教養−200平方メートル以上
生徒定員40人を超える場合、1人につき3.0〜2.3平方メートル程度を加算
1人あたり2.31平方メートル以上、ただし115平方メートルを下らない法律の規制外
校  地校舎を備えるに必要な面積を確保すれば足りる規定なし法律の規制外
学  割ありありなし
奨 学 金ありなしなし


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