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進路指導の課題と実践
(17/30) 10・学校選びのポイント

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ボタン10 学校選びのポイント

 数多い専門学校の中から、生徒が自分の進学目的、能力・適性にあった学校を選ぶように指導・援助をする必要があります。「専門学校概要」や入学案内書を取り寄せて学校を比較する場合、次のような項目について、チェックするように指導するとよいでしょう。時間が取れれば、各項目を比較できるチェック用紙を用意して、生徒に作業をさせることも考えられます。

(1) 専門学校か各種学校・無認可校かを確認させる

 その学校が専門学校(専修学校専門課程)であることを確認させます。無認可校については、一部に定評のある学校もありますが、十分に注意する必要があり、原則としてさけるように指導するのが望ましいと思います。看護系や美容系の各種学校は、国の指定養成施設であれば、専門学校と同じに取り扱われます。

 専門学校の設置者については、国立・公立・私立の3つの場合があります。私立の場合は法人立(学校法人・財団法人・社団法人など)と個人立に分けられます。法人立(とくに学校法人)の方が学校経営の面からは望ましいといえますが、個人立の場合は、校長の教育方針が反映し、個性的な学校が少なくないという特徴があります。設置者の違いよりは、まず専門学校であることを確認させ、教育内容その他の条件を考えて学校選択をするように指導した方がよいでしょう。

(2) 設置課程、募集学科・募集定員を確認させる

 設置課程は専門課程で、2年制以上の課程では「専門士」の称号が、4年制の課程では「高度専門士」の称号が付与されている学校が望ましいといえます。また、「職業実践専門課程」に認定されている学科は、授業内容や在籍学生数、就職率、資格取得率等の情報開示が認定条件になっていますので、情報開示の不十分な一部の学校を除いて、勧められる学校といえます。

 学校によっては、募集要項に学科ごとの募集定員が記載されていないところもあります。また、情報誌と募集要項とでは学科名や人数が異なっている場合があります。専門学校は、産業界や社会のニーズに対応して学科の改廃や名称変更を行っており、この点に注意する必要があります。

 また、学科定員の1.2倍以上の水増し入学を行っている学校は問題があり、定員割れの問題を含め、確認するように指導します。

(3) カリキュラムと授業時間数を確認させる

 専門学校のカリキュラムは自主編成であり、同じ学科名であっても、学校によってカリキュラムが違います。したがって、生徒の進学目的にあった教科目で編成されているかどうかが比較のポイントになります。授業時間、専門科目の配分、実験・実習の内容などをよく調べて比較するように指導します。

 学校案内書にカリキュラムがきちんと記載されている学校で、できれば時間割表を公表している学校が望ましいといえます。

 授業時間数は1000時間以上の学校が望ましいと思いますが、1時限は何分授業で、1週間に何時限あり、年間の総授業時間数は何時間になるのかを調べて比較検討するように指導します。例えば、A校は1時限50分授業で年間授業時間数が1000時間ですと、総計5万分となります。B校では1時限80分授業で、年間授業時間数が800時間ですと、6万4000分となります。より高度な技術・技能や専門的知識の修得度という点でB校がA校を上回ることになります。専門学校の場合、この時間の差が能力の差となることを理解させるとよいでしょう。

(4) 教員の構成を確認させる

 専門学校は職業教育を行う教育機関ですから、できるだけ少人数制できめ細かな指導が行われている学校が望ましいといえます。専任教員と非常勤講師の比率を調べさせ、専任教員の人数が半数以上の学校で、専任教員1人あたりの学生数が20名以内の学校が望ましいことを指導するとよいでしょう。

(5) 教育施設・設備を確認させる

 技術・技能の習得のために必要な教育施設・設備が整っている学校が望ましいわけですが、実習定員に対する実習機器等の台数を確認し(例えば、コンピュータは学生1人に1台か、調理実習の実習台は1台4〜5名かなど)、社会で使用されている新型の実習機器かどうか、また、授業時間以外にも使用できるなど学生への活用や利用の便がはかられているかどうか、などを総合的に比較するように指導します。また、図書室や学生ホールなどの施設が整っているかどうかも確認するように指導します。


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