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進路指導の課題と実践
(19/30) 10・学校選びのポイント

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(9) 入学選考方法を確認させる

 入学選考については、大学・短大と同じように、推薦入試とAO入試、一般入試があります。専門学校では、看護系など医療分野や保育系など教育・社会福祉分野の一部の学校を除くと、門戸を広く開けており、大学入試と比較すると入学は易しくなっています。面接、作文、あるいは学科試験などを通して、入学希望者の目的意識や適性、意欲、基礎学力をみるなど、その学科にふさわしい選考を実施している学校もあれば、書類選考のみで入学できる学校が多いのも現実です。学校選択にあたっては、できれば面接なり、作文、基礎学力テストなど、なんらかの入試を実施している学校が望ましいと思います。

 入試の準備については、看護系など医療分野は、国家試験があり授業内容も高度であること、また、志願者も多いという理由から、大学入試レベルの高度な問題が出されていますので、学習計画を立てて入試科目の学習に取り組むこと、また、入試問題集を解いたり、模擬試験を受けたりして実力をつけることなどを指導しておく必要があります。医療分野以外については、ふだんから学校の授業を大切にして基礎学力を身につけておくこと、専門学校へ進学する明確な目的意識やしっかりした心構えを身につけておくことが大事であることを指導しておくとよいでしょう。 

 専門学校の場合、願書受付順に選考している学校や、何回にも分けて選考日を設定している学校が多くなっています。医療分野の学校の場合は、出願が遅くなるほど競争倍率が高くなる学校もありますので、注意が必要です。東京の場合、推薦入試は願書受付開始10月1日以降、合否発表・手続き開始10月15日以降、一般入試は願書受付開始11月1日以降、合否発表・手続き開始11月1日以降となっています。

 推薦入試では指定校推薦と公募制推薦とがありますが、推薦条件を満たしているかを確認することと合格した場合には入学を辞退できない場合が多いことに注意する必要があります。

 公募制推薦の場合、出願期間と選考日は、次の4つのパターンに分けられます。

  <1>出願期間を受付開始日から一定期間に限定し、それ以降は一般入試とする学校。

  <2>推薦入試による募集を、募集定員に達した段階で締め切る学校。

  <3>推薦入試による募集を何回かに分けて設定し、それぞれの出願期間を設けている学校。

  <4>推薦入試を一般入試と並行させて定員になるまで選考している学校。

 推薦入試の方法は学校によって異なりますので、募集要項でよく確認させておく必要があります。

 AO入試については、東京の場合、東京都専修学校各種学校協会が「専門学校版AO入試」を策定し、2008年度入試から実施しています。AO入試は、学校側がアドミッションポリシーを示し、それにふさわしい学生を選考するもので、専門学校では入学予定者に対して入学までの「継続的課題」を課すことを必須としています。登録(エントリー)開始は6月1日以降、事務手続き開始は8月1日以降となっています。

(10)キャンパスライフを調べさせる

 専門学校の場合、卒業後の就職を意識した比較的ハードなカリキュラムが組まれ、学生生活をのんびりとエンジョイすることはできないのが一般的です。年間の学校行事、サークル活動にはどんなものがあるか、アルバイトはどうか(学校によっては禁止、あるいは許可制のところがある)、海外研修などが行われているか。このような項目も調べさせ、その中でいかに学生生活を充実させていくかを考えさせることも大切です。

(11)学校評価をしているか確認させる

 専門学校においても自己点検・評価を行うことを努力義務とする旨の規定が専修学校設置基準に設けられました。学校運営、教育内容の改善手法などについて自己点検・評価をし、その結果を公表している学校が望ましいといえます。また、職業実践専門課程に認定されている学校では、自己・点検評価、学校関係者評価、財務諸表を公表することが義務づけられていますので、参考にするとよいでしょう。


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