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さらなる復興に願い込めて〜宮城県石巻市
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宮城県石巻市の死者は3187人、行方不明者は415人。津波によって市内の13.2%が浸水した。震災から10年を迎える直前の3月8日、門脇地区に震災伝承交流施設「March 11 Education&Exhibition Theater(略称:MEET)門脇」がオープン。ここには震災直後に地元新聞社・石巻日日新聞社が避難所に貼り出した手書きの壁新聞が展示されている。全国からの応援メッセージやライフラインの復旧状況を掲載し市民に寄り添った。
また石巻市のローカルヒーロー「シージェッター海斗」も展示。石巻市に隣接する登米市出身の漫画家・石ノ森章太郎氏が生前に手がけた特撮番組がもとになっている。石ノ森漫画館の正面に実物大のモニュメントが設置されていたが、大震災の津波で流出するも2週間後に瓦礫の中から見つかった。
石巻市の中でも壊滅的な被害を受けた門脇地区には「がんばろう!石巻」と大きく書かれた看板のそばに献花台がある。この場所には多くの人が訪れ、手を合わせている。
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