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《総合編――専門学校全体に関するＱ＆Ａ》
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8．専門学校を卒業すると「専門士・高度専門士」という資格が取れると聞きましたが、どんな資格ですか？（男子高校生・17才）
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専門士・高度専門士は国家資格や技能検定試験とは違い、資格が無ければ、その業務を行うことが出来なかったり、客観的に技術や技能のレベルを判定するものではありません。専門学校で一定の要件を満たした学科を修了すると文部科学大臣から専門士・高度専門士の「称号」が付与されるのです。
参考：大学卒業者には「学士」の学位、短期大学や高等専門学校の修了者には短期高等教育機関を修了したことを証明する「準学士」の称号が付与されます。
専門士の称号が付与される学科の要件
１．修業年限２年以上
２．総授業時数1,700時間以上
３．試験等により卒業を認定
高度専門士の称号が付与される学科の要件
１．修業年限４年以上
２．総授業時数3,400時間以上
３．体系的な教育課程の編成
４．試験等により卒業を認定
このように専門士・高度専門士の称号は高等教育機関を修了したことの証明で、国が認めた公的な称号ですから、履歴書に「専門士」または「高度専門士」と記載することができます。
注）すべての専門学校で称号が得られるとは限りません。また、専門学校での学科について認定されていますので、学科ごとに確認することが必要です。 |
参考：このホームページの「専門学校何でも用語事典」→３．専修学校（専門学校）の解説→専門士について →高度専門士について をご覧下さい。 |
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