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専門学校の賢い選び方
《総合編――専門学校全体に関するQ&A》
Q
9.進学にあたり大学と専門学校を考えています。進路指導室にあった進学関係のガイドブックを見ましたら、専門学校を卒業すると大学卒の資格を取れると書かれていました。そんな都合の良いことってあるんでしょうか?(女子高校生・3年)
 
A
4年制専門学校修了者に対し、平成18年3月卒業生より大学院入学資格及び高度専門士の称号が付与されることになりました。大学の卒業資格とは異なりますが、更に高度な研究を行いたい人は大学院に入学するという道が開けました。

 専門学校で学習しながら、大学・短大の卒業資格も手にすることができると言うのは、大学・短大の併修制度のことではないでしょうか。この制度は専門学校に在籍しながら大学・短大の通信教育課程に入学し、大学・短大と専門学校の両方の卒業資格を取得しようと言うものです。ここで注意しなければならないことは、専門学校での学科修業年数が2年制、3年制であって、4年制大学の卒業を目指している場合には、専門学校卒業後も通信教育での勉強を続けなければなりません。このほか、専門学校の授業を大学の単位として認めているところもありますので、それぞれのケースについて大学や専門学校に確認して下さい。

 また、専門学校を卒業すると得られる「専門士」の称号により大学へ編入することもできます。これを一般に「大学への編入制度」と言われ、専門学校を卒業後、4年制大学の2年次、3年次に編入可能なものですが、受け入れる大学によって違いがあります。

 専門学校によっては大学と連携して編入学者の定員を学校間で決めている場合もあり、専門学校卒業後、有利な編入学の条件を備えている専門学校もありますので、学校案内書などで、あらかじめ調べることをお勧めします。

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