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設立の趣旨 定款 役員名簿 事業計画 「私のしごと」作文コンクール


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表彰式カメラ・ルポ



 職業教育の日制定記念『第11回全国高校生・高等専修学校生「私のしごと」作文コンクール』(特定非営利活動法人仕事への架け橋主催、株式会社共立メンテナンス、株式会社日本ドリコム、一般社団法人日本メイクアップ連盟、株式会社専門学校新聞社特別共催、文部科学省、東京都教育委員会、全国高等学校長協会、全国高等学校進路指導協議会、全国高等専修学校協会など教育関連21団体後援)の表彰式が11月23日の勤労感謝の日、東京・千代田区九段北のアルカディア市ヶ谷で開かれました。

 この作文コンクールは、高校生や高等専修学校生の職業観と勤労観の育成を図る目的で毎年開かれているもので、若者の仕事力と文章力を競う大会として知られています。

 表彰式には堂故茂文部科学大臣政務官、野口敏朗全国高等学校進路指導協議会会長、清水信一全国高等専修学校協会会長らの来賓をはじめ、後援・協賛団体関係者、入賞者や保護者、指導教員、審査員ら120人余りが出席しました。

 まず主催者を代表してNPO法人仕事への架け橋のトニータナカ理事長が「皆さんの仕事に対する第一歩がこの作文コンクールではないか」とした上で「作文に挑戦した時の気持ちを生涯忘れず、仕事への思いをずっと継続していただきたい」とあいさつしました。

 審査員を代表して神奈川県立弥栄高等学校の小島喜與徳教諭が講評を述べました。小島教諭は「多くの心打つ応募作品に感謝している。皆さんの作品は、未来が明るいと思わせてくれる作品ばかり」と述べ、入賞者を激励しました。

 このあと、文部科学大臣賞をはじめとする入賞者一人ひとりに主催者や後援団体などから賞状、盾、記念品などが贈られ、来賓や大会関係者から温かい拍手が送られました。また大口応募校17校に優秀団体賞も贈られました。

 次に来賓を代表して、堂故文部科学大臣政務官、全国高等学校進路指導協議会の野口会長、全国高等専修学校協会の清水会長が入賞者の努力をたたえて祝辞を述べました。

 堂故文部科学大臣政務官は「将来の仕事について、その目標を掲げて夢を描き続け、勉学に励まれることは大変意義深い」と述べた上で「ご両親や先生に対する感謝の気持ちを忘れず、強い思いで夢に向かって進んでほしい」と入賞者にエールを送りました。

 続いて、文部科学大臣賞を受賞した宮城県農業高等学校の土谷移月さん、東京都知事賞の武蔵野東高等専修学校の朝比奈更紗さん、job大賞に輝いた群馬県立利根実業高等学校の大津泰智さん、専門学校新聞社賞を受賞した群馬県立聾学校高等部の山田真裕子さんが入賞作品を朗読しました。

 お礼の言葉は、入賞者を代表して沖縄県立那覇国際高等学校の平良匠さんが述べました。平良さんは3年連続で作文コンクールに応募し、第9回大会で優秀賞、第10回大会で入選、第11回大会で特定非営利活動法人日本語検定委員会賞を受賞しました。

 平良さんは主催者や後援・協賛団体に感謝の気持ちを述べたあと、「私たちは進学や就職などで様ざまな岐路に立ち、希望や不安を抱えています。しかし、この表彰式の感激をいつまでも忘れず、どんなに辛いことがあってもこの感動を糧として、夢の実現に向けて前進します」と将来に向けて決意を語りました。

 第11回「私のしごと」作文コンクールには、新たに東京都知事賞と陸前高田市長賞が新設されました。作文のテーマは従来からの@「私の理想とする職業人」A「好きな仕事で夢をかなえる!」のほか、B「私の特技で、東京五輪ボランティア」(東京都知事賞対象)C「あれから4年、私は3・11を忘れない!!」(陸前高田市長賞対象)D「私の仕事で、地方創生」が加わり、これらのテーマに全国の高等学校や高等専修学校から3214編の作品が寄せられました。厳正な審査の結果、文部科学大臣賞、東京都知事賞、job大賞、専門学校新聞社賞、陸前高田市長賞など入賞24編が選ばれました。

 表彰式に続いて、上位入賞者4人による「特別座談会」が開かれました。このあと、入賞者や保護者、付添いの先生、審査員らによる相互交流を図る懇親会も開かれ、出席者は入賞者の今後の活躍を祈念しながら、郷土色豊かに交流を深めました。


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