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表彰式カメラ・ルポ



 “若者応援メッセージ”を冠した職業教育の日制定記念『第14回全国高校生・高等専修学校生「私のしごと」作文コンクール』(特定非営利活動法人仕事への架け橋主催)の表彰式が勤労感謝の日の11月23日、東京・千代田区九段北のアルカディア市ヶ谷で開かれ、入賞者24人の努力をたたえました。

 表彰式には文部科学省総合教育政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室の廣野宏正室長、全国高等学校進路指導協議会会長で東京都立豊多摩高等学校の吉田寿美校長、全国高等専修学校協会会長で武蔵野東高等専修学校の清水信一常務理事らの来賓をはじめ、後援・協賛団体関係者、入賞者の保護者や指導教員、審査員ら120人余りが出席しました。

 まず主催者を代表してNPO法人仕事への架け橋のトニータナカ理事長が「長い人生、何が起こるか分かりません。いろいろな人に出会い、たくさんの経験を積むことで自ずと将来が見えてきます」と述べた上で、「受賞作品に感動し、涙した作品もたくさんありました。ぜひ作文を書いた時の気持ちを忘れずに、素晴らしい人生を歩んで下さい」と入賞者にエールを送りました。

 審査員を代表して作家の額賀澪さんが文部科学大臣賞をはじめとする上位6編の作品を1点ずつ丁寧に講評、その上で「文章を書くことは自分自身との対話であり、自分の中にある思いや経験、普通に生活していたら見えなかった自分自身の姿を発見する行為でもあります」と述べ、この発見を今後の人生に生かしてほしいと入賞者を激励しました。

 このあと、文部科学大臣賞をはじめとする24人の入賞者一人ひとりに主催者や後援団体などから賞状、盾、記念品などが贈られました。また優秀な作品をたくさん寄せた16校に優秀団体賞も贈られ、岡山県立岡山東商業高等学校の加藤直之先生が代表して優秀団体賞を受け取りました。

 次に来賓を代表して文部科学省専修学校教育振興室の廣野室長、全国高等学校進路指導協議会の吉田会長、全国高等専修学校協会の清水会長、陸前高田市観光物産協会の實吉義正副会長(戸羽太陸前高田市長代理)が入賞者の努力をたたえて祝辞を述べました。また東日本大震災の「語り部」として活動している實吉副会長は、祝辞を兼ねながら陸前高田市の「現状とこれから」について語りました。

 続いて、文部科学大臣賞を受賞した長野県松本蟻ヶ崎高等学校の諸橋玲佳さん、job大賞に輝いた筑紫女学園高等学校の篠原千穂さん、東京都知事賞の横浜共立学園高等学校の石井佑理さん、専門学校新聞社賞を受賞した学習院女子高等科の鈴木友水さんが入賞作品を朗読しました。

 入賞者を代表して千葉県立安房拓心高等学校の森田哉生さんがお礼の言葉を述べました。森田さんは主催者や後援・協賛団体に感謝の言葉を述べたあと、「表彰式の感激をいつまでも忘れず、どんなにつらいことがあっても、この感動を糧として夢の実現に向けて前進します」と固い決意を語りました。

 第14回「私のしごと」作文コンクールのテーマは従来からの@「私の理想とする職業人」A「好きな仕事で、夢をかなえる!」に加え、特別テーマとしてB「私の特技で、東京五輪パラリンピックボランティア」(東京都知事賞対象)C「あれから7年、私は3・11を忘れない!!」(陸前高田市長賞対象)D「私の仕事で、地方創生」の5本となり、これらのテーマに全国の高等学校や高等専修学校、中等教育学校後期課程から3943編の作品が寄せられました。

 表彰式に続いて、上位入賞者4人による「jobサミット」が開かれ、将来の職業や仕事について活発な意見が交わされました。

 このあと、入賞者や保護者、引率の先生、審査員らの相互交流を図る懇親会も開かれ、入賞者の努力をたたえながら和やかに歓談しました。


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