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第7回「私のしごと」作文コンクール
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 “東日本大震災若者応援メッセージ”を冠した『職業教育の日制定記念/第7回「私のしごと」作文コンクール』(特定非営利活動法人仕事への架け橋主催、文部科学省、東京都教育委員会、全国高等学校長協会、全国高等学校進路指導協議会、全国高等専修学校協会など教育関連18団体後援、株式会社共立メンテナンス、株式会社日本ドリコム、株式会社専門学校新聞社特別共催)の表彰式が10月16日、東京・千代田区九段北のアルカディア市ヶ谷で開かれました。

 表彰式には文部科学省をはじめ、後援・協賛団体関係者、入賞者やその保護者、指導教員ら約150人が出席。まずNPO法人仕事への架け橋の内藤達實理事長代理が「仕事は人生のすべてではないが、第一番である」という言葉を引用した上で、「みんなで働かなければ、東日本の復旧・復興はあり得ません」と述べ、「それぞれの学校で来年もしごと作文コンクールに挑戦して下さい」と呼びかけました。

 審査員を代表して東京都立農業高等学校の柿崎広幸教諭が講評を述べたあと、入賞者一人ひとりに主催者や後援団体などから賞状、盾、記念品が贈られ、来賓や大会関係者から温かい拍手が送られました。

 来賓を代表して、城井崇文部科学大臣政務官、全国高等学校長協会の青山彰会長、全国高等学校進路指導協議会の星野文男会長、特定非営利活動法人NPO高等専修教育支援協会の堀居英治理事長が入賞者の努力をたたえて祝辞を述べました。

 城井文部科学大臣政務官は、東日本大震災で亡くなられた人々の冥福と被災地の早期復興を祈ったあと、「この作文コンクールを契機に、職業や仕事について目標や夢を描くことの意義を確かめ合い、また学習した成果を生かして夢を実現して下さい」と述べた上で、「本日の表彰式に集まった全国の仲間との交流を深めることを通じて、その絆が皆さんの今後の人生において、かけがえのない財産になることを期待しています」とエールを送りました。

 続いて文部科学大臣賞を受賞した宮城県農業高等学校の相澤和久さん、job大賞の山形女子専門学校高等課程の矢作唯さん、専門学校新聞社賞を受賞した福島県立郡山高等学校の増子光希さんが入賞作品を朗読、大震災を乗り越え力強く「あすへの一歩」を踏み出そうとする作文を堂々と披露して、来場者に深い感銘を与えました。

 表彰式の終わりには、「東日本大震災若者応援特別枠」で入賞した岩手県立遠野緑峰高等学校の濱田由治さんが、入賞者を代表して謝辞を述べました。濱田さんは閖上中学の卒業を祝う会で津波に巻き込まれ、奇跡的に助かったものの、母と妹を失ったのです。津波と必死に戦って翌日救助された体験をつづり、「希望は捨てない」と作文で誓いました。

 「職業教育の日」制定を記念したしごと作文コンクールには、全国の高等学校や高等専修学校などから4104編の作品が寄せられ、厳正な審査の結果、文部科学大臣賞、job大賞(NPO法人仕事への架け橋賞)、専門学校新聞社賞など入賞21編、優秀団体賞17校のほか、大震災特別枠として3編が選ばれました。

 表彰式に引き続いて、上位入賞者4人によるパネルディスカッション『第4回jobサミット』も繰り広げられ、「仕事で、東日本を復興させよう」というメッセージが、全国の高校生や高等専修学校生に発信されました。


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