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表彰式カメラ・ルポ

 高校生や高等専修学校生の職業観と勤労観の育成を図る『職業教育の日制定記念/第10回全国高校生・高等専修学校生「私のしごと」作文コンクール』(特定非営利活動法人仕事への架け橋主催、株式会社共立メンテナンス、株式会社日本ドリコム、一般社団法人日本メイクアップ連盟、株式会社専門学校新聞社特別共催、文部科学省、東京都教育委員会、全国高等学校長協会、全国高等学校進路指導協議会、全国高等専修学校協会など教育関連20団体後援)の表彰式が11月2日、東京・千代田区九段北のアルカディア市ヶ谷で開かれました。

 表彰式には赤池誠章文部科学大臣政務官、煖エ基之全国高等学校長協会会長、岸田裕二東京都高等学校進路指導協議会会長、清水信一全国高等専修学校協会会長らの来賓をはじめ、後援・協賛団体関係者、入賞者や保護者、指導教員、審査員ら約120人が出席しました。

 まずNPO法人仕事への架け橋のトニータナカ理事長が自身のメイクアップアーティストとしてデビューするまでの道のりを語った上で「今の感激を忘れずに夢と希望を持ち続けて、自分の将来を切り開いて下さい」とあいさつしました。

 審査員を代表して神奈川県立弥栄高等学校の小島喜與徳教諭が講評を述べました。小島教諭は、これまで、延べ1287校から4万3184編の応募があったと報告した上で「作文は、情報を整理し、自分を見つめ直すとても大切な作業です」と述べました。そして「自分の将来を選ぶことには勇気が必要です。素晴らしい作文を書いた入賞者の皆さんは、きっと勇気をもって前へ進んでいけるであろうと確信しています」と入賞者を激励しました。

 このあと、文部科学大臣賞をはじめとする入賞者一人ひとりに主催者や後援団体などから賞状、盾、記念品が贈られ、来賓や大会関係者から温かい拍手が送られました。また第10回大会を記念して前理事長の一條仁英氏に功労者顕彰、団体大口応募校17校に特別感謝状も送られました。

 次に来賓を代表して、赤池文部科学大臣政務官、煖エ全国高等学校長協会会長、岸田東京都高等学校進路指導協議会会長、清水全国高等専修学校協会会長が入賞者の努力をたたえて祝辞を述べました。

 赤池文部科学大臣政務官は「高校生や高等専修学校生が日々の暮らしや勉強を通して、将来の仕事に対し目標や夢を描き続けることは、大変意義深いことです」と述べた上で「皆さんの目標や夢を他人が奪うことはできません。夢を奪うのは自分自身です。自分が諦めない限り、夢や目標は存在し続けるものなのです。また皆さんが今この場にいるのは、見守ってくれた学校の先生方やご家族、そして仲間の励ましがあったからです。どうぞ感謝の心を忘れずに、頑張ってください」と入賞者にエールを送りました。

 続いて、文部科学大臣賞を受賞した富山県立富山中部高等学校の辻井優里奈さん、job大賞に輝いた群馬県立利根実業高等学校の竹之内史哉さん(代読)、専門学校新聞社賞を受賞した東京都立町田総合高等学校の上総千咲さんが入賞作品を朗読しました。

 謝辞は、入賞者を代表して鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校の木田夕菜さんが述べました。木田さんは3年連続で作文コンクールに応募し、第8回大会で専門学校新聞社賞、第9回大会で全国高等学校進路指導協議会会長賞、第10回大会で優秀賞を受賞しました。

 木田さんは作文を書き終えた感想を「これまでモノクロでしか表現できなかった未来という名のカンバスを、鮮やかな絵具で色づけしたような感覚を覚えました」と表現し、さらに「この表彰式の感激を糧に、未来のカンバスをより光り輝くものへと完成させるべく、前を向き一歩一歩努力という名の筆で描き続けていきたいと思います」と決意を述べた上で、主催者や教育関係団体、協賛企業等に感謝の言葉で謝辞を結びました。

 第10回「私のしごと」作文コンクールのテーマは@「私の理想とする職業人」(応募数1532編)A「好きな仕事で、夢をかなえる!」(同1888編)B「あれから3年、私は3・11を忘れない!」(同564編)というもので、これらのテーマに全国の高等学校や高等専修学校から4016編(テーマの不明作品32編)の作品が寄せられました。厳正な審査の結果、文部科学大臣賞、job大賞(NPO法人仕事への架け橋賞)、専門学校新聞社賞など入賞20編、優秀団体賞15校が選ばれました。

 表彰式に続いて「第10回大会記念の夕べ」が催されました。夕べでは、まず5年以上審査に当たった審査員10人に感謝状、また近畿大学附属新宮高等学校の稲葉莉帆さんに特別賞として陸前高田市長賞が送られました。さらにクールジャパン「かわいい大使」のお披露目、「第4回フラガールズ甲子園」で最高賞の文部科学大臣賞に輝いた日本芸術高等学園の生徒27人がフラダンスを繰り広げるなど、第10回大会の節目に彩りを添えました。


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