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専門学校の賢い選び方
《建築・土木・造園・測量関係のQ&A》
Q
6.設計の仕事にもいろいろあるようですが、その中身をもう少し詳しく教えてください。
 
A
住宅の設計の場合を例に見てみましょう。

 先ず企画の段階は、自分の住む家を建てようとする家族が、実際に建てられている建物を見たり、雑誌などで紹介された建物を見て、こんな家を建てたいと構想を練ることから始まります。

 大体の構想が固まると、建築家に設計を依頼します。依頼された設計者は、予定された敷地を確認し、家族の希望を聞きながら、いくつかの設計案を提示し、家族と相談しながら、専門家として最適な案にまとめ上げていきます。最終的に決まった案が基本設計となります。

 次に設計者は、実際に工事をする人に、設計者の考え(設計意図)を細大漏らさず伝えられるよう、実施設計図(設計図書)を作成します。住宅程度の規模では、一人の設計者がすべて設計してしまうこともありますが、規模が大きな建物では、一般的に建築そのものを設計(デザイン)する仕事(意匠設計)を担当する人が中心になり、地震や台風がきても壊れないように構造的な安全性を計算し確認する仕事(構造設計)を受け持つ人、快適な建築環境を作り出すために水回りや空調、電気関係の設計をする仕事(設備設計)に携わる人など、いろいろな専門家の協力を得ながら、設計を進めます。

 実施設計図ができ上がると、工事に取り掛かる前に、どのくらいの費用で建築できるのかを積算して、見積りを作成する仕事もあります。

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