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東日本大震災情報
『大震災 日本列島が揺れた〜高校生・高等専修学校生75人の記録〜』
出版記念

「3・11/被災地早期復興祈念の夕べ」開く


 時々刻々と大きなニュースが国内を駆け巡る中で、東日本大震災が風化するのではないかと懸念されている。そこで、NPO法人仕事への架け橋と専門学校新聞社は共催で10月21日、東京・千代田区九段北のアルカディア市ヶ谷で「3・11/被災地早期復興祈念の夕べ」を開催した。

 この「夕べ」は、昨年の第7回「私のしごと」作文コンクールの応募作品の中から、東日本大震災に関する優秀作品75編を収録した『大震災 日本列島が揺れた』(小峰書店)の出版を記念して開かれたもので、第8回作文コンクールに応募した高校生や高等専修学校生をはじめ、作文の指導教員、後援・協賛の企業や団体関係者、専門学校関係者ら200人余りが参加して被災地の早期復興を祈った。

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 会場には、陸前高田市の漁港から借り受けた大漁旗4本が掲げられたほか、専門学校新聞社が取材した阪神淡路大震災や東日本大震災の写真パネル40点、当時の新聞や雑誌、資料なども豊富に展示された。またロビーでは「私のしごと」作文コンクールの第1回大会からの応募ポスターや成果集が並べられたほか、陸前高田市観光物産協会の被災地グッズや「大震災 日本列島が揺れた」の即売会も開かれた。

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 「夕べ」では、まず参加者全員が1分間の黙とうで、東日本大震災で亡くなられた人々の冥福を祈ったあと、陸前高田市の“語り部”實吉(みよし)義正さんが「奇跡の一本松」を語った。實吉さんは、全国各地から寄せられた物心両面の支援に感謝の意を表したあと、津波の様子や奇跡の一本松の復元などを語り、会場の高校生らに復興への未来を託した。

 続いて、NPO法人仕事への架け橋の一條仁英理事長が「参加者全員で復興への思いを共有し、一日も早い復興を祈念する会にしたい」とあいさつ。来賓を代表して全国高等学校進路指導協議会の長津美明会長、全国高等専修学校協会の清水信一会長があいさつ、全国専修学校各種学校総連合会の菊田薫事務局長の「頑張ろう」の発声で夕食会に移った。

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 「夕べ」では、本に掲載された作品の中から、山陽女子高等学校(岡山県)の南いくえさんら3人が作文を朗読、アトラクションではなでしこジャパンの岩清水梓選手(日テレ・ベレーザ所属)から届けられたビデオメッセージ「あきらめないで」が紹介されたあと、日本民謡協会の佐藤錦水さんらが「会津磐梯山」「釜石浜歌」「大漁唄い込み」など東北3県の代表的な民謡を披露し、参加者は被災地の人々の心に寄り添った。

 また専門学校新聞社の取材による阪神淡路大震災や東日本大震災、専門学校における被災地支援がスライドで上映された。

 最後に専門学校新聞社の西島芳男代表取締役が謝辞を述べたあと、参加者全員が復興支援ソング「花は咲く」をプロシンガーの彬子(あきこ)さんと文化学院の学生のリードで歌い、被災者に心を重ねた。


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