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東日本大震災情報
学校法人片柳学園

東松島市に教育支援金贈呈、子供たちに元気な笑顔と希望を
●写真は目録を受け取る工藤昌明教育長(中央)。感謝状を受ける千葉茂副理事長(右)と金子英明校友会会長(左)

 東日本大震災から間もなく4年。大震災の風化が懸念される中で、東京工科大学や日本工学院専門学校を設置する学校法人片柳学園(片柳鴻理事長=法人本部・東京都大田区西蒲田)は1月28日、千葉茂副理事長、日本工学院八王子専門学校校友会の金子英明会長らが宮城県東松島市役所に工藤昌明教育長を訪ねて「学校教育費寄付金」を手渡した。

 同学園はこれまで、宮古市や石巻市、相馬市に小型漁船15艘を贈ったほか、相馬市の中学校に楽器一式、体育用具一式を寄贈するなど3年間にわたって被災地を支援してきた。

 これらの原資は同学園の教職員や学生、校友会が一丸となって「被災地に漁船を贈ろう募金」「東日本大震災復興支援募金」が充てられ、今回の学校教育支援金はこれまでの活動で出た余剰金211万円余りが寄付された。

 同学園の在校生や卒業生には、東日本大震災で被災した東北3県の出身者が多く、また同学園が所在する大田区と東松島市が災害時相互応援協定を結んでいることから、今回の寄付金の贈呈となった。また“絆音楽祭”には、同市の被災者がバス2台で招待されるなど交流を図っている。

 教育長室で行われた贈呈式には工藤教育長、小山修教育次長らが出席、千葉副理事長が教育長に学校教育費寄付金の目録を手渡した。

 千葉副理事長は「被災地の皆さんに何ができるかということでプロジェクトを立ち上げ、3年間にわたって被災地復興支援を行ってきた」と述べた上で「子どもたちが元気で笑顔になるよう今後も交流を図っていきたい」とあいさつ。

 一方、東松島市から同学園や校友会に感謝状が贈られた。工藤教育長は「片柳学園から多額の支援金をいただき深く感謝している。先の震災で小中学生32人が亡くなったが、子どもたちの笑顔が市民を励ましてくれた。子供の笑顔を見るのが楽しみだ」と感謝の意を表した。

 同市には小学校9校、中学校3校があり、約3500人の生徒が学んでいる。


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